当院では希望者に対して無痛分娩を行っております。
分娩中は麻酔科医が硬膜外麻酔を挿入し、疼痛管理を行います。通常の分娩と比べ、陣痛が和らぎ、分娩時の疲労も少ないため産後の回復が早いというメリットがあります。
当院での無痛分娩の流れ
母子の安全な管理のために、初産婦では妊娠39週頃、経産婦では38週頃を目安に無痛分娩実施の前日に入院していただきます。分娩は予定分娩となり、陣痛促進剤を使用します。
陣痛が来たことを確認し、硬膜外麻酔を実施します。
分娩に至らなかった場合
当日の陣痛促進剤を中止します。その場合は硬膜外麻酔を減量もしくは中止し、翌日の陣痛促進剤の開始に合わせて調整します。
無痛分娩希望・興味のある方
麻酔科診察があるため、妊婦健診時(遅くとも妊娠32週頃まで)、産科医に希望の旨をお伝えください。
妊娠35~36週の妊婦健診日に合わせて麻酔科を予約・受診していただきます。麻酔科医の問診と無痛分娩の説明があります。