研修医を対象としたレクチャーを実施しました。
「小児科的救急疾患」をテーマに、小児科 辻 春江 先生にレクチャーしていただきました。
参加した研修医からは、「小児の救急外来の対応は、研修医は苦手とする人が多く(自分もその一人)、大学病院では診ることがほとんどないため、非常にありがたい内容だった。細菌性髄膜炎を当てるお話の中で、結局血液検査をするか否かというところで、症例1ではWBCが12,000 と高値であったが、髄膜炎ではありませんでした。ただ血液検査をして、WBCが高いというところで髄膜炎を疑って腰椎穿刺するまでの流れは実際の救急の場では正しいことだったと、自分は1を選んだので、思いました。(結局髄膜炎ではありませんでしたが)
実際の現場で考え、行う検査と判断を学べたのでとても貴重でした。今後の診療に役立てたいと思います。」と感想をいただきました。

※WBC:白血球(White Blood Cell)