診療科目:外科
カテゴリー | 必修科目・選択科目 |
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一般目標 | 基本的な外科疾患に対する術前診断、術前管理、手術、術後管理の実際を習得しながら、基本的診療能力を身につけることを目標に研修する。 |
担当科 | 外科(一般・消化器・乳腺)、胸部血管外科 |
期間 | 4週 |
A. 指導体制
- スタッフ
役割 | 氏名 | 職名 | 資格 |
指導医 |
薮下 和久 | 病院長 |
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指導医 |
福島 亘 | 医療局担当局長 |
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科目責任者 指導医 |
堀川 直樹 | 外科主任部長 |
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上級医 | 宮永 章平 | 外科部長 |
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指導医 | 金本 斐子 | 外科部長 |
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上級医 | 飯田 優理香 | 外科医長 |
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指導医 | 横川 雅康 | 医療局長 |
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指導医 | 辻本 優 | 胸部血管外科主任部長 |
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B.指導原則・方法
- 指導医あるいは指導補助医とともに入院患者を受け持ち、術前診断、術前管理、手術、術後管理を一連のものとして捉え、患者との継続的なコミュニケーションを経験し、臨床医としていかに患者と接していくかを学ぶ。
- カンファレンスでは、術前診断、予定手術およびそのリスクや治療効果などの評価、術後合併症とその原因および治療法、最近のトピックスなどを勉強する。
- 外科(消化器)では、胃、大腸などの消化管造影や内視鏡検査、さらには肝・胆・膵疾患に対するERCPやPTCD等、検査の介助を務めながら、基本的な消化器疾患に対する画像診断の特徴について理解を深める。
- 外科(内分泌)では、乳腺および甲状腺の視触診手技を習得する。また、乳腺レントゲン写真(マンモグラム)、乳腺・甲状腺超音波検査などの画像診断について実際を学ぶ。さらに、穿刺吸引細胞診や針生検検査の介助を務めながら、病理学的検査についても理解を深める。
- 外科(小児外科)では、新生児や乳幼児における診察法・検査法・治療法の特殊性を、日常診療を通じて学ぶ。
- 胸部血管外科では、肺や縦隔病変の診断と、治療の基本手技、基本的な手術手技と術後管理の習得を目的とし、その理解を深める。
C.週間スケジュール(表)
- 所属する外科のスケジュールにあわせて回診ならびにカンファレンスに参加する。
- 所属する科の手術日は、原則として手術に参加する。
- 空いている時間には、できるだけ各外科で行われるサブスペシャリティーのカンファレンスに参加する。
一日のタイムスケジュール(月曜日から金曜日まで) | |
8:30 | 症例カンファレンス |
8:45 | 病棟研修 |
9:30 | 病棟廻診 |
10:30 | 外来研修 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 手術 |
17:00 | 術後管理 |
摘出標本の整理 |
D.科目責任者からのメッセージ
外科の研修期間に、各外科疾患の基本的な疾患に対する診療能力を身に付けていただき、また一方で、外科系疾患の治療に特有な患者さんの心理などもあわせて学んでもらいたい。