業務概要

当院手術室は3階中央に位置し、部屋数は7室あります。患者さんに安全で安楽な手術が受けられる環境を第一に考え、最も高い清潔度を保つことのできる空調システム、機能的で信頼性の高い医療器機が整備されています。

部屋の運用においては、無菌手術室、大手術室、陰圧手術室、一般手術室がありますが、手術の内容により使い分けています。
また、手術器械・リネン・診療材料等は中央滅菌室でセットし、滅菌・保管されており、能率良く手術室に供給されています。使用後の器材搬送は、清潔動線と不潔動線が区別されているため滅菌物と交差することなく、専用のエレベータで中央滅菌室に搬送されています。手術器具の運用においても、常に手術の安全性を第一に考えると共に作業の効率性・合理性も考慮されたものになっています。

当院の年間手術件数は約2,900件ですが、従来の手術療法に加え、最近は手術侵襲の少ない内視鏡手術も積極的に導入され、疾病の早期回復に一翼をになっています。

特色・特徴

  • 集中治療部と隣接しているため、各種医療スタッフ・高度医療機器等を効率的に運用し、24時間体制で緊急・重症患者さんの手術に対応しています。
  • 薬品・診療材料管理は物流管理システムの導入により、中央倉庫による集中一元管理となっています。
  • デジタル画像処理システムの導入により、手術室でのX線撮影後のフィルム出力・画像表示がスムーズにできるようになっています。