診療科の取り組み

放射線科の診療は一般的に放射線診断、放射線治療、核医学の三部門に分けられますが、当院では核医学科は独立して業務にあたっております。

放射線診断部門では胸部X線写真や乳房撮影などの単純X線写真、CTスキャン、MRI、超音波、血管造影といったいわゆる『画像診断』を行い、診断レポートを依頼各科に報告することによって質の高い医療の実現に寄与しています。いわば中央診療科としてのドクターズドクターの役割です。

また、血管造影をはじめとした画像診断技術を治療に応用したインターベンショナルラジオロジー(IVR)は、血管塞栓術など放射線科診療の大きな柱となっています。

診療内容(特徴・特色)

放射線科読影

(1)CTやMRIをはじめとした各種画像診断を行っています

当院で施行されたすべてのCT、MRIの検査について、放射線診断専門医が診断レポートを作成しています。また、腹部、頚部、乳腺などの超音波検査を行い、同様に診断レポートを作成しています。

さらに、地域の医療機関からのご紹介を受けて画像検査を行い、診断レポートを作成してお返ししています。

(2)肝動脈化学塞栓療法(TACE)などのIVRを行っています

IVRの分野では、おもに肝がんに対する肝動脈化学塞栓療法を行っています。また、喀血、消化管出血、血尿などの出血に対する動脈塞栓術や、その他のがんに対する動注化学療法などを行っています。血管撮影装置を用いたコーンビームCTを用いることで、これまでより正確に動脈塞栓術を行えるようになっています。また、原発性アルドステロン症の診断のために、副腎静脈採血の検査も増えてきています。

(3)高性能の放射線治療装置を導入しました

平成30年7月、最新鋭の放射線治療装置(リニアック)を導入しました。放射線を正確に病巣に照射する「画像誘致放射線治療(IGRT)」技術を搭載し、患者さんの体の位置ずれを正確に補正する「体表面光学式トラッキングシステム」により、副作用のリスクを最小限に抑えることができます。

本院では、高岡医療圏の地域がん診療連携拠点病院として、これからも地域の皆さまの信頼に応えていきます。

外来診療担当表

午前午後ともに予約制です。

午前  
画像診断
[超音波検査/CT/MRI/X線写真読影]
寺山・小林・南川
午後 13時30分~16時
画像診断[CT/MRI/X線写真読影] 寺山・小林
血管撮影、IVR -
寺山
小林
南川
- - -
放射線治療計画

担当医師

担当局長(救急医療担当)

寺山 昇(てらやま のぼる)

専門領域・得意分野

腹部画像診断、IVR、肝癌

資格・学会

  • 日本医学放射線学会放射線診断専門医
  • 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医
  • 検診マンモグラフィ読影認定医
  • 日本腹部放射線学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本肝臓学会
  • 日本肝癌研究会

モットー・患者さんへの一言

わかりやすいレポートを心掛けています。

主任部長(診療科長)

小林 佳子(こばやし けいこ)

専門領域・得意分野

画像診断一般、超音波、乳癌

資格・学会

  • 日本医学放射線学会放射線診断専門医
  • 検診マンモグラフィー読影認定医
  • 検診乳がん超音波認定医

モットー・患者さんへの一言

的確な画像診断により治療に寄与する。

趣味

音楽

部長

坊 早百合(ぼう さゆり)

専門領域・得意分野

放射線科治療

資格・学会

  • 日本医学放射線学会放射線治療専門医
  • 日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医

モットー・患者さんへの一言

丁寧な診療を心掛けます。

医師

南川 理紗子(みなみかわ りさこ)

専門領域・得意分野

画像診断一般

資格・学会

  • 日本医学放射線学会

モットー・患者さんへの一言

的確な画像診断を目指します。

診療実績

画像診断レポート 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
CT 18,270件 18,263件 18,376件 17,553件 17,311件
MRI 3,829件 3,811件 3,963件 4,044件 4,113件
IVR 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
肝がんに対する肝動脈塞栓術 41件 39件 14件 22件 11件
その他の動脈塞栓術 7件 7件 11件 4件 6件
その他のIVR 11件 18件 14件 14件 13件
  平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
放射線治療 114人 91人 0人 113人 113人

※平成29年度は治療装置入替のため実績なし