診療科の取り組み

高岡市民病院では、平成19年4月に緩和ケア外来を開設して以来、1000名を超えるがん患者の皆さまが抱える様々痛みや精神的症状を和らげ、患者さん本人とそのご家族にとっての最善を一緒に考える緩和ケアを行ってきました。

当院の緩和ケア外来の特色として、包括的がん医療センター内に緩和ケア外来を設置していることが挙げられます。そのため、センター内のがん相談支援室、外来化学療法室、看護専門外来と強力に連携することができ、“がんに関する様々な相談、抗がん剤による積極的な治療、がんに伴う苦痛症状の緩和、がんとつきあう自宅での生活、自宅での看取り”といったがん診療におけるあらゆる時期において、細かなサポートを提供することができます。

緩和ケア外来は、専従の医師・緩和ケア認定看護師のほか、薬剤師・ソーシャルワーカー・臨床心理士・管理栄養士等の緩和ケアチームが、それぞれ専門的な立場で話を伺い、対応いたします。診察をご希望される場合は、現在診察されている医師からの紹介が必要です。

緩和ケアは、末期がんだけでなく、がんと診断された時から受けられます。緩和ケアについて、もっと知りたい思われた方は、お気軽に緩和ケア外来の窓口におたずね下さい。

【患者・ご家族の皆様へ】
院外から受診される場合は本院医師への紹介状が必要です。

【医療機関の先生方へ】
患者・ご家族の皆様が緩和ケア外来を希望された場合は、原疾患の 当該診療科宛てにご紹介ください。本院の外来担当医師が緩和ケア外来に依頼いたします。

外来診療担当表

午前 9時30分~12時30分
(予約制)
中山 中山 中山 中山

担当医師

部長(緩和ケア内科診療科長)

中山 啓(なかやま あきら)

専門領域・得意分野

緩和医療、消化器外科

資格・学会

  • 日本緩和医療学会
  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会専門医
  • 日本がん治療認定医
  • 日本腹部救急医療学会腹部救急認定医

モットー・患者さんへの一言

患者さん、ご家族の気持ちに寄り添う医療を目指します。