循環器内科紹介

当院は高岡医療圏約32万人の急性期医療を担う地域中核病院です。高齢化社会に伴い増加していく心臓病や血管病に対し、循環器内科は地域住民の方々の健康を維持すべく努力してまいります。

診療内容

虚血性心疾患に対して心臓カテーテル検査・治療ならびに重症例に対する補助循環治療など高度な医療が常時行える体制を整えています。高齢化に伴って増加している心不全について院内多職種によるチーム医療を行い、社会的問題も含めた多面的医療を展開します。房室ブロックや洞不全症候群などの不整脈に対しペースメーカ植え込み手術を行っています。

代表的な対象疾患

狭心症、心筋梗塞、心不全、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症、不整脈、腎動脈狭窄症、下肢閉塞性動脈硬化症、包括的高度慢性下肢虚血、急性下肢虚血、透析シャント狭窄

特色

高岡市民病院循環器内科では「循環器疾患救急対応」、「高齢者心不全治療」、「末梢血管インターベンション」の3つ分野を診療の柱としています。

高岡市民病院 循環器内科の特色

循環器疾患救急対応

心筋梗塞や心不全は、症状発現から治療スタートまでの時間短縮を目指すことが大切です。当科は近隣医療機関からの要請に応じられるよう、救急疾患を積極的に受け入れています。
令和2年度、急性心筋梗塞において、治療成績の指標といえる Door to Balloon time 平均値が90分以内に到達しました。

高齢者心不全治療

高齢化社会に伴い心不全患者が急増しています。特に高齢者では併存疾患も多く、従来の心不全治療薬の恩恵を受けにくいことも少なくありません。加えて独居や老々暮らしも多く、多職種での包括的アプローチが不可欠です。当院では院内心不全クリニカルパスを作成し、心不全チーム医療を実践して参ります。

末梢血管インターベンション

低侵襲の血行再建手技として末梢血管インターベンションの治療件数が増加傾向です。冠動脈のみならず、下肢動脈・シャント血管までグローバルバスキュラーインターベンションを展開しています。

高岡市民病院 内科(循環器) 治療実績

上記3つの柱に特に注力し、地域の総合病院として良質な医療を提供できるよう取り組んでいきます。

外来診療担当表

受付時間と外来診療担当表はこちらをご覧ください。