診療科の取り組み

当科は、生まれてから中学卒業までの子供に関する病気について診察しています。 小児科専門医・小児科認定指導2名で診療にあたっています。 特に循環器疾患、喘息・アレルギー疾患には専門的に対応しています。 必要に応じて入院での治療を行っており、年間約400名の方が当科で入院されています。

小児救急では、痙攣や喘息発作等の緊急を要する状態のお子さまが速やかに入院治療を受けられるような態勢を取っております。

成長障害(低身長、体重増加不良等)については、その原因を調べるための種々の検査を、必要に応じて負荷試験検査(要入院)により行うなど、最良の治療を受けていただけるように努力しています。

腎疾患(腎炎、ネフローゼ等)の急性期の治療や長期的な管理を行っています。 学校検診などでさらに詳しい検査が必要とされた場合の精密検査も行っています。

生活習慣病の精密検査を行っています。検査を希望される場合には、朝食を食べないで午前中に来院してください。当院栄養士による食事指導も受けることができます。(要予約)

小児の神経疾患(痙攣、てんかん等)については、頭部CT、MRI、脳波検査等を適時に行っています。(要予約)
小児の神経疾患に関しては専門医が当科に不在なため、必要に応じて富山大学附属病院等へ紹介させていただいています。

乳児検診・入園検診・予防接種は、予約制で行っています。(ご希望の方は、来院または電話で予約してください。)

診療内容(特徴・特色)

  1. 循環器疾患(先天性心疾患、不整脈、川崎病等)については、心電図、心エコー、ホルター心電図、トレッドミル検査などを行っています。
  2. 学校心臓検診からの2次検査も行っていますが、電話などによる予約が必要です。
  3. アレルギー疾患(喘息、アトピー性皮膚炎等)については、血液検査などを行い、長期的に良好なコントロールが得られるようにお手伝いをしています。
  4. 腎疾患、夜尿、便秘症について、検査・治療を行い良好なコントロールを目指しています。

代表的な疾患

循環器疾患 先天性心疾患、不整脈、川崎病など
喘息・アレルギー疾患 喘息、アトピー性皮膚炎など
腎疾患 腎炎、ネフローゼなど
小児の神経疾患 痙攣、てんかん、発達障害など
成長障害 低身長、体重増加不良など

外来診療担当表

午前
8時30分~11時30分
1診 野口 辻(隆) 野口 野口 辻(春)
2診 辻(春) 辻(春) 辻(春) - -
午後
(予約制)
1診 辻(春)
予防接種
[14時~14時30分]
辻(春)・野口・辻(隆)
予防接種
[14時~16時]
辻(隆)
予防接種
[14時~14時30分]
辻(春)・野口
乳児入園健診
[14時~14時30分]
野口
一般診療
[14時30分~16時]
辻(春)
一般診療(内分泌)
[15時~16時]
辻(隆)
一般診療
喘息外来
[15時~16時]
辻(春)・野口
一ヶ月健診
[14時30分~15時30分]
2診 - - 辻(春)
循環器外来
[13時30分~16時]
辻(春)
循環器外来
[13時30分~16時](9~12月)
野口
検査
[14時30分~16時]

担当医師

主任部長(小児科診療科長・1ブロック責任医師)

辻 春江(つじ はるえ)

専門領域・得意分野

小児科一般、小児循環器、感染症

資格・学会

  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本小児科学会小児科指導医
  • 日本小児循環器学会専門医
  • インフェクションコントロールドクター(ICD)

モットー・患者さんへの一言

地道に頑張ります。

趣味

ガーデニング

主任部長
感染症内科診療科長

野口 正(のぐち ただし)

専門領域・得意分野

小児科全般、感染症全般

資格・学会

  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本感染症学会感染症専門医
  • 日本感染症学会感染症指導医
  • インフェクションコントロールドクター(ICD)
  • 日本医師会認定産業医

モットー・患者さんへの一言

小さな子供に嫌われないように診療したいと思います。

非常勤医師

辻 隆男(つじ たかお)

専門領域・得意分野

小児科一般、小児アレルギー

資格・学会

  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本小児科学会小児科指導医
  • 日本アレルギー学会

モットー・患者さんへの一言

中庸の心で。

趣味

サッカー観戦

入院患者の内訳

下記グラフをクリックすると拡大されます。

年度別入院患者数(平成12年度~令和元年度)

年度別入院患者数(平成12年度~平成31年度)

小児科の入院月別内訳(平成17年度~令和元年度)

小児科の入院月別内訳(平成12年度~平成31年度)

入院疾患内訳(平成12年度~平成30年度)

入院疾患内訳(平成12年度~平成30年度)

なお当院小児科では院内で多職種、医学生、研修医と共に勉強会をしています。

1)小児科症例検討会 第4金曜日(月1回)多職種
2)小児科英文抄読会 第1,3金曜日(月2回)医師、医学生、研修医

小児科英文抄読会の最近の内容の一部を示します。