64列マルチスライスCT

  • 平成19年3月に更新された装置です。
  • 人体の断面画像をわずか0.35秒の間に64枚同時に撮影できる装置です。従来の本院のCTに比べると最大32倍の速さで撮影可能です。
  • 頭部や腹部の血管に限らず、細く動きの大きい心臓の冠動脈血管の検査にも対応できます。
64列マルチスライスCT

80列マルチスライスCT

  • 平成24年2月に更新された装置です。
  • 画像を0.35の間に160枚同時に撮影できる装置です。64列CTと比べて、さらに高速かつ高密度に撮影できます。
  • 64列CT同様に、動きの大きい心臓の冠動脈検査にも対応しています。
  • 以前のCTと比べて、少ない被曝線量での撮影が可能となっています。
80列マルチスライスCT

診療目的

CTとはComputed Tomogram(コンピュータ断層写真)の略で、X線を用いて体を輪切りに切ったように見える写真を撮影する検査のことです。
一般のX線写真が二次元表示であるのに対し、CTは三次元的に表示する方法であるため、非常にわかりやすく体内の前後左右の位置関係を写し出します。

そのため隣接しあう臓器に対して区別する能力(空間分解能)に優れ、病気の存在や病態構造を知るのに有用です。
造影剤を使用した検査では、冠動脈検査をはじめ、大動脈、腹部、頭頚部、下肢等の全身の血管に対しても行うことが出来ます。三次元立体画像は血管・心臓の検査以外にも骨・関節などの整形外科領域でも広く利用され、立体的な構造を観察するのに役立っています。

頭部CT画像

被殼出血

被殼出血

小脳出血

小脳出血

頭部3DCT画像 胸部HRCT画像

(三次元立体画像)動脈瘤

(三次元立体画像)動脈瘤

胸部HRCT画像

胸部HRCT画像

高度画像診断機器共同利用について

病院連携システムの目的は病院・診療所の機能分担を明確にした上でそれぞれの特色を生かし、地域医療の質的向上を計ることにあると思われます。
病院連携システムの中で放射線部門がかかわる分野としては高度医療機器共同利用システムがあります。
本院では地域の医院様や医療機関様では設置することが困難な大型の装置、利用頻度の少ない装置について共同利用率の向上について積極的に取り組んでいます。

このほど更新されました64列マルチスライスCTも、これまでと同様に地域の医院様や医療機関様からの検査依頼に対応しています。
検査は通常予約制となっておりますが、必要に応じて、その日のうちに検査を受けられるような体制をとっております。