装置の名称・特徴

患者さんに投与された放射性医薬品からのガンマ線を検出し画像を表示する装置です。

デジタルガンマカメラ

デジタルガンマカメラでは、2つのカメラを使い同時に2つの方向から撮像できます。また、寝台を動かしながら、全身の撮像ができる装置です。

デジタルガンマカメラ

診療目的

投与された放射性医薬品の体内分布によって、目的臓器、組織の位置、形態、大きさや臓器内のRI濃度分布、臓器のRI集積能、生体機能、ならびに腫瘍の広がりや骨折の有無等を知る事が出来ます。 主なもので、脳の検査では、脳血管障害、脳腫瘍、てんかん、認知症等を評価、心臓では、心筋血流障害、心機能の予後、交感神経機能、代謝機能等を知ることが出来ます。また、骨転移、肝機能評価の術前検査にも使用されます。

高度画像診断機器共同利用について

地域医療の中核病院として、より質の高い効率的な医療サービスの提供が求められています。

核医学検査は施設基準が厳しく制定されており、どの施設でもできる検査ではありません。地域医療の密接な連携を目指し、患者さんと地域の先生、そして、ご家族にも安心して頂けるよう、最新の医療機器と画像診断技術できめ細かな情報サービスを行います。

窓口での専門医の対応と速やかな情報提供、そしてなによりも医師と地域住民の皆様が手を取り合い健康な地域社会を目指していきます。