診療科の取り組み

糖尿病やその他の内分泌疾患の多くは、痛みや体の不調を自覚することがなく、見過ごされがちな疾患です。しかし、放置すると、数年後には全身の臓器にその影響が現れ、重大な合併症に進展することがあります。

健康診断やドックなどで異常な所見を指摘された際にはなるべく早く受診されるのが最も理想的です。短期の糖尿病教育入院や外来糖尿病教室も積極的に行っています。

糖尿病療養指導士の資格を持つスタッフもたくさんおり、チームとして治療の手助けを致します。

早期発見と治療の継続が大事ですが、誤解が多い慢性疾患なので、まず正しい知識を持つことが大切です

健康診断は毎年受けるようにしましょう。
かかりつけ医や健診で糖尿病を指摘されたときは、早めに紹介状と検査データを持って受診してください。

診療内容(特徴・特色)

  1. 糖尿病教室を開催しています。~ あなたの判断は間違っている? ~
    水曜日 14時~16時(市民病院2階講義室)
    医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士など各職種がそれぞれ専門的な立場から療養指導を行っています。参加は自由(予約不要)ですので、糖尿病予備軍の方や糖尿病に興味のある方大歓迎です。質問相談コーナーを設けて、わからないことや治療の相談も行っていますので是非ご参加ください。
    開催予定日は糖尿病教室を参照してください。
  2. 糖尿病の精密検査、教育入院を行っています。
    糖尿病は初期のうちは自覚症状がないので定期検査を受けることが大切です。
    精密検査は、血糖値や合併症の検査などは、1回~2回の外来受診で可能です。
    教育入院は治療目的の入院ではなく、糖尿病のことや自分の症状、治療の必要性など正しい知識を理解してもらうことが重要で、一人ひとりにあった治療方針をたてて、医師、看護師、管理栄養士などが食事指導、運動指導、薬物療法などの指導を行います。
  3. 内科による全身管理と地域の医療機関との連携
    糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などの合併症に対し、内科における適切な血糖コントロールと、かかりつけ医での定期的な管理がリスク回避するうえで重要であるため、地域の医療機関と緊密な連携を行っています。

代表的な疾患

糖尿病・内分泌疾患 糖尿病

外来診療担当表

受付時間と外来診療担当表はこちらをご確認ください。

糖尿病食 指導実績

指導内容 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度
入院患者個人指導 539件 450件 411件 314件 341件
外来患者個人指導 226件 233件 357件 275件 355件