診療科の取り組み

地域の基幹病院として、全ての内科的疾患に対応して診療しています。初診時に、病気の原因、病状を見極めて、必要があればいくつかの専門分野の担当医が引継いで診療を行います。

生活習慣病からくる本態性高血圧、ホルモンの異常に伴う二次性高血圧などの高血圧性疾患、現代のストレス社会で増加する高脂質異常症などについてレベルの高い診療を行っています。また、睡眠時無呼吸症候群、慢性閉塞性肺疾患について精密検査を行っています。

診療内容(特徴・特色)

  1. 原発性アルドステロン症の診療を積極的に行っています。(高血圧の患者さんは、一度専門の検査をお勧めします)
    副腎からアルドステロンホルモンが体内に過剰に分泌されることで引き起こされる高血圧症で、以前は稀な病気でしたが、診療のガイドラインが整備され、高血圧患者の約10%が該当し、患者数が多くなっています。
    本院では、大学から専門医にも来てもらい詳しくホルモン検査を行い、副腎切除(腹腔鏡下)あるいは薬物療法による治療を患者さんと相談して決めています。
  2. 睡眠時無呼吸症候群の拠点施設
    睡眠時無呼吸症候群の精密検査と、内科・耳鼻咽喉科・歯科口腔外科などの専門医と連携した総合的治療を行っています。
  3. 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患の病診連携の推進
    慢性閉塞性肺疾患(COPD)は長期間の喫煙がある中高年の患者さんに多く発症し、加齢に伴い重症化しやすい肺炎、気管支喘息、間質性肺炎、肺がん、気胸などの合併症もみられます。本院で精密検査を行い、その後の治療は地域の医療機関と連携していきたいと思っています。

代表的な疾患

呼吸器疾患 気管支喘息、慢性気管支炎、慢性呼吸不全

外来診療担当表

受付時間・外来診療担当表はこちらをご確認ください。

専門外来

禁煙外来(一時的に休止中)

毎週木曜日13時30分~16時 計画的な禁煙治療を行います。

睡眠時無呼吸障害専門外来

毎週木曜日13時30分~16時 いびきと昼間の眠気にお困りの方は気軽に受診してください。

当院における睡眠時無呼吸症候群の診療はこちらをご覧ください。